物を捨てられない症候群

そのスペースがもったいないと思いつつも捨てられない

捨てられない症候群。います、あります。
よく「断捨離」と言いますよね。よくわかります。よくわかるんです。でも捨てられないものってたくさんありますよね。
私が捨てられない数々の物。
その1つがショップの紙袋です。ブランド品のショップの紙袋は無駄なものではなく、むしろ「宝物」です。
ルイヴィトンやグッチ、コーチ、プラダ。こういった高級ブランド品の紙袋は宝です。
何でも買い取ってくれるリサイクルショップではこういった高級ブランドの紙袋が1枚¥20で販売されていました。
高級ブランドの紙袋は価値あるものなんだって思ってしまう証拠と言いましょうか。だからこそ捨てられません。
高級ブランド品以外のショップの紙袋。これってたまりにたまります。
誰かに何かを渡すとき、たとえば借りていた本や逆に友達に貸す場合の「入れ物」としての要素を持ちます。
仕事へ行くときの、バッグには入りきらないお弁当箱。これを入れるお弁当袋としての小さ目の紙袋が用途にもなります。
出かける時にちょっと荷物が多いなって時は、大き目の紙袋が大活躍。
「紙袋をためすぎるとお金が貯まらない」なんて言葉を聞くけれど、全部捨てたところでお金が入ってくる保証だってないじゃない…なんて思ってしまいます。
ほんの少しよぎれていたり、ほんの少し破れていたりしても「用途や要素があるかも」と一時取り置きをしてしまう私。
でも、気が付いたときにはたまりにたまってしまうので、破れ系、汚れ系はバッサリ捨てるようにしています。でも捨てるときは結構「泣く泣く」捨てる感じです。
レジ袋も三角折りにしてキレイに保存をしています。最近ではスーパーでレジ袋が有料であるお店が多くなりました。その影響もあり、「リサイクル」意識と言いましょうか。
一度使用したくらいならばキレイに折りたたんで保存をする、そんな癖がついてしまいました。

レジ袋は結構使えます。子供が幼稚園で着替えた洋服を入れたり、ごみ袋として使用したり。
紙袋もレジ袋もまだ使えるものだから「捨ててはいけない」もののような気がしてなりません。
その意識が私に根付いたのは祖母の影響があるからです。
祖母は昭和初期生まれ。太平洋戦争を経験しています。物資不足で苦労をしていて、「物を大切にする」という意識がとても高い人です。
どんなものも大切に使い、リサイクルをしていました。
祖母は「リサイクル」を私に強制することは一切ありませんでしたが、幼いころから祖母がすることは「良い事」だと思っていましたし、今も思っています。
ただ、たくさんの紙袋やレジ袋を保存しておくスペースが「もったいない」という話もあります。
主人がそのタイプ。
確かに広い家ではないのでわずかなスペースも大切な収納場所。
主人と私の捨てられない意識(私の中ではリサイクル意識)との折り合いをしながら、リサイクル品と思わっている捨てられないものたちを大切にしている今日この頃です。